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2017/06/02

【野村ホールディングス】ISSレポートに対する当社の見解について

| by:ウェブ管理者
野村ホールディングス株式会社(代表執行役社長 グループCEO:永井浩二、以下「当社」)は、当社指名委員会※委員長 古賀信行から、Institutional Shareholder Services, Inc. (インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズInc.、以下「ISS」)による、当社第113回株主総会における園マリ氏(元証券取引等監視委員会委員)を取締役に選任する議案への反対推奨に関して、以下の見解を受領しました。
※ 指名委員会等設置会社である当社の取締役候補者の決定は、社外取締役が過半数を占める指名委員会においてこれを行っています。

1. ISSの見解
ISSは、「2017 日本向け議決権行使助言基準」に基づき、以下の理由で園マリ氏の選任議案に対して反対推奨を行っています。

(1) 園氏が過去に当社の監査法人である新日本有限責任監査法人において勤務経験があったことから独立性に欠けること。
補足: ISSは、退所後の期間の長短を問わず監査法人出身者は独立性を欠くとし、その論拠として、日本企業における終身雇用の文化と、長期雇用された従業員がその雇用者に対して持つ強い帰属意識を挙げています。
(2) 当社の取締役会には「新日本有限責任監査法人出身者枠」があるとみられること。
(3) 指名委員会等設置会社である当社においては、総会後の取締役会の過半数が独立ではないこと。
補足:園氏は独立性がないとISSは判断するため、株主総会後の当社取締役会は独立と非独立が5名ずつとなります。


原文はこちら
http://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/holdings/20170602/20170602.pdf

17:13 | 金融:証券
 

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