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2017/03/09

【SBIホールディングス】運営ファンドを通じたVeem Inc.への出資に関するお知らせ~FinTechファンド

| by:ウェブ管理者
SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾 吉孝)の100%子会社で、ベンチャーキャピタルファンドの運用・管理を行うSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:川島 克哉、以下「SBIインベストメント」)は、同社が運営する「FinTechファンド」を通じて、Veem Inc.(本社:米国サンフランシスコ、以下「Veem社」)へ出資を行いましたので、お知らせいたします。

Veem社は、中小・零細企業に対してBtoBの国際送金を仲介するプラットフォームを開発・運営しています。仮想通貨の利用を含む独自のネットワークを構築することで、業界最安値水準の手数料を実現しました。従来の送金手段も利用することができ、最適な送金手段を選定し実行する自動アルゴリズムを開発しています。また、シンプルでビジネス取引に適したインターフェイスを提供することにより、中小・零細企業でも使いやすく多くの支持を獲得しています。

国際送金においてBtoB間の規模は世界で年間約6兆米ドルとも言われており、BtoCやCtoCと比べ圧倒的に大規模ですが、そのプラットフォームはまだ十分に開拓されていません。この市場に逸早く仮想通貨を利用し事業を立ち上げたVeem社は、現在送金・受領が可能な国をオーストラリアや中国などアジア地域に拡大し、現在28カ国で送金・受領が可能となっています。

銀行口座を保有していない零細企業が多い新興国に膨大な需要があるほか、先進国でも送金手数料が銀行に比べて安いことから、出稼ぎ労働者による自国への送金にも利用されており、特に東南アジア向けの送金額の伸びが今後ますます期待されます。

SBIインベストメントは2015年12月にFinTech事業領域への投資を目的として「FinTechファンド」(名称:FinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合、出資約束金額:300億円)を設立しました。同ファンドを通じて、国内外のFinTech事業領域の有望なベンチャー企業への投資を積極的に進めると同時に、出資者と投資先企業によるオープンイノベーションの支援を通じて、出資者によるFinTechの導入・活用の推進ならびに投資先企業のバリューアップを実施してまいります。
SBIグループでは引き続き、FinTech企業の先駆けとして培ってきたオンライン金融事業を中心とする知見を活かしながら、FinTechベンチャーへの投資を拡大していくとともに、グループ内の金融サービス事業にも最先端のFinTech領域を順次取り入れていきたいと考えております。

【Veem社の概要】
名称 : Veem Inc.
本社所在地 : 75 Broadway, Suite 202 - San Francisco, CA 94111, USA
代表者 : CEO兼共同創業者 Marwan Forzley
事業内容 : BtoB分野における国際送金サービスのプラットフォーム開発・運営
設立年月 : 2014年3月
URL : https://www.veem.com/


原文はこちら
http://www.sbigroup.co.jp/news/2017/0309_10605.html

18:17 | 金融:証券
 

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