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2015/07/20

【Fintech Meetup運営事務局】モバイル決済の最新動向やイノベーションビレッジによるアライアンス、日本におけるFintech分野への投資に関するQAセッションを通じた議論、「第5回 FinTech Meetup」開催!(FinTech協会関連)

| by:サイト管理者


 2015年7月16日(木)、Fintech Meetup運営事務局は、港区赤坂にあるNTTドコモ・ベンチャーズの会議室において、「第5回 FinTech Meetup」を開催した。(予定していた定員100名に対して大きく上回る数の参加申し込みがあったという。)

 今回のテーマは、「Ask the VC: Investing in Fintech in Japan、およびNTTドコモ関係者と日本でFintechへの投資についてのQAセッションで日本・海外でのチャンス及びチャレンジに議論する」と題し、3名が登壇した。



FinTech Meetup」は日本から金融分野におけるイノベーションを発信していくという目的のもと、2014年10月から開催しているコミュニティ。金融+ITスタートアップ関係者を中心に、ベンチャーキャピタルや金融関係、大手企業の新規事業開発担当者などがカジュアルに情報交換やネットワーキングができる場として行われている。



 当日の司会は、finovation Co-Eounder and Director ナタリー志織 フレミング 氏、メリービズ 広報・マーケティング 真田 紀子 氏。



 最初の登壇は、NTTドコモ スマートライフ推進部 ビジネス基盤戦略室 サービス戦略担当部長 江藤 俊弘 氏。登壇に先立ち、場を温めてほしいとのことだったが、実際の来場者を前に、言うまでもなく盛り上がっているとしつつ、同氏がこれまで取組んできたおサイフケータイ、送金、ブランドプリペイドなど様々な金融決済サービスについて紹介。これまでがファーストフェーズだとすると、これからがセカンドフェーズとしてモバイル、金融、決済の融合が飛躍していくことを期待しているとした。その上で、昨今の同氏が「ペイ3兄弟」と呼んでいる「Apple Pay」、「Samsung Pay(買収した「LoopPay」)」、「Android Pay」の特徴について解説、サービス普及要因として、Smart(カッコよさ、スマートさ、簡潔性)、Anywhere(どこでも)、Anyone(だれでも)が重要だとし、それぞれのペイメントサービスについて整理し、今後の動向について誰が勝ち組になるか負け組になるか、ここ1~2年で見えてくるだろうとした。



 続いて、NTTドコモ・ベンチャーズ DOCOMO Innovation Village Director 北 周一郎 氏が登壇。全NTTグループのベンチャー窓口として同社の取組み概要を紹介、Seed/EarlyからLaterまでさまざまなステージで資金提供や協業支援などベンチャー投資を行っているほか、ドコモ・イノベーションビレッジなど起業支援を行っているという。2013年2月の会社設立以来、現在までに24件のベンチャー企業に投資(国内14社、海外10社)、1社平均1.3億円で、主な投資領域として、コマース、メディア・コンテンツ、安心・安全、M2M、クラウドなどの分野に整理し、ポートフォリオ(投資先企業実績)を披露した。また、ドコモ・イノベーションビレッジ(第3期プログラム)に参加したMoneySmart社が、みずほ銀行と野村総合研究所と連携し、邦銀で初の試みとなるウェアラブルデバイスを活用した「みずほダイレクトアプリ(Apple Watch対応)」について紹介、これからもアライアンスをどんどんやっていきたいとした。



 そして、メインプログラム「Ask the VC: 日本におけるFintechへのVC投資」では、Fidelity Growth Partners Head of Japan デービッド ミルスタイン 氏(Mr. David Milstein)が登壇。「Japan Fin-tech  Opportunities & Challenges」と題し、約40年に渡るVC事業においてテクノロジー、ヘルスケア、FinTechの3つの分野に対し、日本、インド、ヨーロッパ、中国、USなどグローバルに幅広く情報を集め、トレンドや戦略を練っていることを紹介。成長資金として、5億円、10億円という単位での投資規模で、かつFidelityの自己資金を活用したファンドであるため、Laterステージからを中心に会社をより大きくして社会的インパクトと企業価値の増大というそれなりのリターンをもたらすべく役員を派遣し、長い目で取組んでいくケースが多いという。そのため、事業シナジーは求めず、目先のIPOにも興味はないとした。また、日本での投資先ポートフォリオを披露しつつ、金融機関向けのバックエンドのシステムを大手システム会社がおさえている現状に触れ、レギュレーションや商習慣の問題もあるかもしれないが、サービスフィーが高止まりしている点を改善すべく、そのあたりの知恵を借りたいとした。



 講演終了後は、ビールやワイン、軽食を片手に登壇者と参加者を交えての懇親会が催され、意見情報交換や名刺交換などが行われた。

 会場には、金融機関やIT企業、ベンチャーキャピタルのほか国会議員など、FinTechに関心を持つ層の幅の広がりと深化が進み、これからの日本における新産業の創出と加速に向けた大きなムーブメントを感じさせる多様で国際色豊かなイベントとなった。回を重ねるごとにスケールとインパクトを増幅させているFintech Meetup。次回の開催も楽しみにしたい。

(取材、撮影、記事、編集・制作:藤野 宙志 @株式会社グッドウェイ )



00:01 | 写真:金融・IT業界向け




 

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