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2016/10/17

【みずほフィナンシャルグループ/NTTデータ】日本版FinTechエコシステムの実現に向けて、「みずほFinTechフォーラム2016 Powered by NTTData “豊洲の港から”」 開催!

| by:サイト管理者


 2016年10月13日(木)、みずほフィナンシャルグループは、NTTデータ 豊洲センタービル36階 コンファレンスルームにおいて、「みずほFinTech フォーラム 2016 Powered by NTTData “豊洲の港から”」 を開催した。



 「みずほFinTechフォーラム2016」は、日本版FinTechエコシステムの実現に向けて、北米のようなFinTechエコシステムを実現すべく、ベンチャー企業、地銀・生損保等の金融機関、ITベンダーなどが一堂に会し、ベンチャーとみずほフィナンシャルグループのそれぞれの立場で「日本版エコシステム構築に求めること」や「オープンイノベーションへの期待」などディスカッションを通じて、情報発信や交流することを目的に開催しているという。



 冒頭に、残間 光太朗氏(NTTデータ オープンイノベーション事業創発室 室長)が登壇。“豊洲の港から”の活動やグローバルコンテスト、当日のスケジュールについて紹介した。

 はじまりの挨拶は、阿部 展久氏(みずほフィナンシャルグループ インキュベーションPT PT長)が登壇し、来場者へのお礼の言葉と共に、フォーラムの狙いについて解説。昨年開催した第一回開催後、この一年間でコラボレーション事例がいくつかできており、NTTデータの”豊洲の港から”のプラットフォームを通じて多くの方々とご一緒させて頂ける機会を頂き、たいへん有り難く思っているとした。その上で、今回の第2回開催は日本版エコシステムということで、ベンチャーやIT企業に加え、地銀や生損保など金融機関の方々にも参加してもらっているとし、今日の出会いの場から、また一年後には一緒にビジネスやっているイノベーションをつくっていける場にしたいと抱負を語った。



 基調講演「ユーザー視点からのFinTech Impact」では、鈴木 陽三氏(SV FRONTIER CEO)が登壇。ペイメントではAliPay(アリペイ)、LendingClubやLendingRobotのほか、Boomtownの特色などケーススタディを紹介。ユーザー視点の重要性を強調しつつ、シリコンバレーで投資と事業開発を進めるなど、今後のステップについて披露した。

 基調講演「What is "FinTech" for Mizuho」では、山田 大介氏(みずほフィナンシャルグループ グローバルプロダクツユニット長 兼 インキュベーションPT担当役員 執行役常務)が登壇。FinTechは脅威でもあり、チャンスでもあるとし、みずほフィナンシャルグループが目指すべきFinTechのキーワードとして、顧客利便性向上、社会コストのミニマイズ、マネタイズを挙げ、コールセンター業務における音声認識とAI活用、資産運用におけるロボアドバイザーの活用、ビッグデータとAIを活用したFinTechレンディング、ブロックチェーンの取り組み事例や普及に向けて必要な要素などについて紹介。金融業界における破壊的イノベーションはこれから起こるとし、口座振替システムの展望のほか、ベンチャー企業とのアライアンスとして、みずほフィナンシャルグループ、みずほ銀行、メタップス、WiL の4社による新たな決済サービスの提供を目的とする業務提携に向けた基本合意について発表、背景と狙いを明かした。




 各社事業紹介では、「複数クレジットカードの利用明細を管理するアプリ CRECO(クレコ)」では尾上 正憲氏(アイ・ティ・リアライズ 代表取締役)「個人向け自動家計簿・資産管理サービス/ビジネス向けクラウドサービス」では瀧 俊雄氏(マネーフォワード 取締役 マネーフォワードFintech研究所長)「みずほFinTechの取り組み」では大久保 光伸氏(みずほフィナンシャルグループ インキュベーションPT シニアデジタルストラテジスト)が登壇。大久保氏は要素技術とみずほFinTechの取り組み事例を紹介、特にAI、ビッグデータ、ブロックチェーンに注目しているとし、エコシステムを形成するステークホルダの紹介とAPIエコシステム構想における取り組み、オープンイノベーション環境(検証環境+ラボ:コワーキングスペース等)について解説。また、Open APIのセキュリティソリューション、RegTech、特設サイト(FinTechと<みずほ> ~オープンイノベーション~)について紹介した。





 パネルディスカッション「日本版FinTech エコシステムの実現に向けて」では、パネリストとして鈴木氏、尾上氏、瀧氏、大久保氏が登壇、残間氏がモデレータを務めた。パネルでは、「FinTechにおける日本と海外(特に米国)のスタートアップのエコシステムではどのような差があると思われるか」、「日本発の新しい金融サービスを生み出すためには何が必要か」、「日本版エコシステム実現に向けて、それぞれの立場から何を目指していくか」について、それぞれの私見が披露された。



 全てのプログラム終了後、隣接する会場に場所を移し、懇親会が行われた。

 懇親会では、乾杯の挨拶に、齊藤 哲彦氏(みずほフィナンシャルグループ リテール・事業法人カンパニー 専務執行役員)が登壇。熱のこもった討論を頼もしく思うと登壇者およびNTTデータへの感謝の言葉を述べ、みずほが掲げるコアビジョンの一つにある「変革への挑戦」に触れ、自らが一歩前に出て変わらないと駄目だと確信していると語り、ダーウィンの進化論にある変化に対応できるものが勝つ、に強さと優れたを付け加え、FinTechに取り組んでいきたいとした。



 最後に、椎名 雅典氏(NTTデータ 代表取締役副社長 執行役員)より中締めが行われた。素晴らしい講演やディスカッションの場を一緒にできて光栄に思うとし、2013年から始めた"豊洲の港から"、そして2回目を迎えた「みずほFinTechフォーラム」に触れ、継続していくことが大事だと語り、ベンチャーとみずほのますますの発展を心から願い、一本締めで締め括った。



 NTTデータは、地方銀行向け基幹系アプリケーション「BeSTA(ベスタ)」を利用する地銀共同センター参加行と共にこれまでにない新たな金融関連サービスを創発することを目的として「BeSTAFinTechLab」組織立上げを決定、2016年度下期中にLabオフィスの立ち上げ、開発環境の構築・提供を予定しているという。(メディア向け説明会レポート) 

 人々のライフスタイルと社会環境が大きく変化する中、これまでの事業モデルの延長線上での価値創造は難しくなり、非連続かつ新しい概念による課題解決と手法、発想による新サービスの創造が求められている。また、サービス価値の維持サイクルが短期化する中、いかに事業パイプラインを多重的し、かつ先進的なチャレンジを通じて先んじて顧客視点のサービスづくりができるかどうかがカギを握っている。日本版FinTechエコシステムの実現に向けたみずほフィナンシャルグループとNTTデータの今後の取り組みに注目したい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




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