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2017/11/22

【ウェルスナビ】最先端の人工知能(AI)研究をリードする東京大学・松尾研究室とウェルスナビが共同研究に着手 および『ウェルスナビ AI資産運用ラボ』設立

| by:ウェブ管理者
ウェルスナビ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:柴山和久、以下「当社」)は、東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻・松尾豊特任准教授の研究グループ(以下「松尾研究室」)と、人工知能(AI)を活用した資産運用アドバイスの高度化に向けた共同研究に着手しました。

 また、資産運用サービスにおけるAIの活用を促進し、一人ひとりの顧客に合わせたよりきめ細かなサポートを可能にすべく、『ウェルスナビ AI資産運用ラボ』を設立したことをお知らせします。

松尾研究室との共同研究について
 松尾研究室は日本で最高峰のAI研究機関であり、さまざまな業界において日本を代表する企業との共同研究の実績があります。
 
 AIの活用は資産運用の分野でも広がりつつありますが、これまでは投資対象となる銘柄の選択や値動きの予測における精度向上が中心でした。当社と松尾研究室との共同研究テーマは「AIによる資産運用のサポート」であり、世界的にも最先端の取り組みです。
 
 2017年のノーベル経済学賞を受賞したことでも注目される行動経済学によれば、「人間は必ずしも合理的な行動をとるわけではなく、心理的な要因が資産運用の成果に大きな影響を与える」ことがわかっています。
 
 たとえば「株価が急落した時、不安になって資産運用を止めてしまったため、その後の株価回復によるリターンを得られなかった」など、心理的な要因から不合理な投資行動を取り、不利益を被ることも珍しくありません。海外の富裕層であれば、プライベートバンカーが一人ひとりの投資行動をサポートすることで心理的な要因を乗り越えて、合理的な資産運用を継続することができます。
 
 当社は松尾研究室との共同研究を通して、人間が心理的な罠に陥らず、長期の資産運用を成功させられるよう、AIによってサポートすることを目指します。

『ウェルスナビ AI資産運用ラボ』の設立について
 資産運用という専門性の高い分野におけるAI技術の活用には、AIの専門家と資産運用の専門家が互いの専門分野についての理解を深め、知見を融合することが重要です。その融合をより円滑に進める場として、『ウェルスナビ AI資産運用ラボ』(所長:牛山史朗)を設立しました。

 『ウェルスナビ AI資産運用ラボ』は、松尾研究室との共同研究を進めるとともに、定期的な研究会の開催により「AI×資産運用」分野の研究成果を共有し、最先端の研究成果の発信を行い、AIと資産運用の知見の融合を進めながら、自分に合ったきめ細かな資産運用サービスを誰でも簡単に受けられる社会の実現を目指します。

松尾豊特任准教授のコメント
Fintechの分野でもAIは重要な要素技術のひとつです。

人の投資行動は往々にして非合理な場合があることか知られていますが、そういった行動をデータに基づいて分析することは新規性の高い試みだと思います。

『ウェルスナビ』のデータとAI技術を組み合わせることで、ユーザの適切な判断を支援するような技術につながればと思います。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000014586.html

16:06 | IT:一般
 

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