「オープンAPI共通基盤」は、複数の信用金庫が同一環境内で任意のFinTech企業との接続を可能とするマルチ・テナント型の共通API基盤です。日本IBMの「FinTech 共通API」を利用しており、口座情報照会、残高照会、入出金明細照会といったインタフェースをはじめとし、FinTechサービスと既存インターネットバンキングや勘定系システムをアプリケーション間で接続することができます。「FinTech 共通API」は、APIの標準化を推進している「BIAN(Banking Industry Architecture Network)」の方式に基づいており、オープンかつ汎用的なことが特長です。また、API管理・運用ソフトウェア「IBM® API Connect」とゲートウェイ・アプライアンス製品「IBM DataPower Gateway」を採用し、効率的なAPIの管理・運用とOAuth2.0を始めとする標準に準拠した強固なセキュリティーを実現します。