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2020/08/28

【ちいきん会/金融庁 地域課題解決支援チーム】霞ヶ関(中央省庁)の政策を全国の地域金融機関に周知し活用と事例創出に向けて、ちいきん会 スピンオフ「霞ヶ関ダイアログ 2 Days」開催!

| by:サイト管理者


 2020年8月24日(月)、8月26日(水)、ちいきん会 と 金融庁 地域課題解決支援チームは、各省庁と協力し、地域金融機関、自治体の熱い想いを持つ職員有志を対象に、地方創生応援企画、ちいきん会 スピンオフ「霞ヶ関ダイアログ 2 Days」をした。

 前回の2020年1月に開催された第1回「ちいきん会 霞ヶ関ダイアログ」に続き、今回で2回目の開催となる。





 ちいきん会は、熱い想いを持った自治体職員・金融機関職員同士で、ありのままに語り合える出会いの場として全国でつながるコミュニティを形成し、地域課題解決を目指している。この日の運営は、地域課題解決支援チームメンバーが担当。



 オープニングは、和田 良隆氏(金融庁 協同組織金融室長)、菅野 大志氏(ちいきん会 主宰者、金融庁 地域課題解決支援チーム 代表)が出演。「霞ヶ関ダイアログ」の狙い、ちいきん会や地域課題解決支援チームの取組みを紹介。熱意ある人・想いを可視化し、「役所・金融機関の業務効率化」、「起業・創業の促進」、「地域の経営人材の不足(新現役交流会2.0)」など課題解決に向けて議論を継続。アウトプットを大切にし、地域のキーパーソンとつなぎプロジェクト化を目指している。霞ヶ関(中央省庁)の政策を全国の地域金融機関に周知し、地域で役立つ施策の活用と事例創出を目的としている。



 堀本 善雄氏(金融庁 総合政策局 審議官 兼 チーフ・データ・オフィサー)より挨拶。霞ヶ関(中央省庁)の政策を共有すると共に、縦割り構造による顧客メリットへの弊害に触れ、「霞ヶ関ダイアログ」の場が、顧客の生の声や施策に対する金融機関の本音など率直にフィードバックできる関係づくりの出発点となることへの期待の言葉を述べた。

 続いて、各省庁政策担当者による説明(各省庁10分)へ。支援メニューや活用事例など支援制度のポイントについて説明。



「これからの中小企業支援」では、横田 直忠さん(中小企業庁 金融課)が出演。新型コロナ特例リスケジュール中小企業再生支援協議会による事業者支援について解説した。



「宿泊施設への支援制度」では、高橋 利幸さん(観光庁 観光産業課)が出演。宿泊施設ストレスフリー環境整備宿泊施設バリアフリー化促進宿泊事業アドバイザー派遣などの補助について解説した。

「特定技能のすすめ~新たな時代の新たな外国人材の受け入れ方の巻~」では、遠藤 理恵さん(出入国在留管理庁 政策課)が出演。特定技能制度や運用状況、雇用維持支援策、特定技能の活用可能性について解説した。



「地域における経営人材の活用について~副業・プロフェッショナル人材戦略~」では、澤飯 敦さん(内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局)、日下 智晴さん(金融庁 地域課題解決支援室長)が出演。地域人材支援戦略パッケージ、プロフェッショナル人材事業先導的人材マッチング事業、地域金融機関における人材ビジネスの可能性について解説した。



 各省庁からの説明後、関心のあるテーマに分かれ、テーマ毎のグループディスカッション(15分 × 2回)が行われた。

 クロージングは、日下 智晴さん(金融庁 地域課題解決支援室長)が出演。お礼の言葉と共に、「霞ヶ関ダイアログ」は、リラックスしてお互いがつながる貴重な機会として敷居を低く、双方向の対話の中からヒントを得るべく、こういう機会だからこそ言える/ものを考えていくチャンスだとし、さまざまなやり方でコミュニケーションしていきたいと語り、締めくくった。





 オープニングは、堀本 善雄さん(金融庁 総合政策局 審議官 兼 チーフ・データ・オフィサー)より挨拶。和田 良隆さん(金融庁 協同組織金融室長)、菅野 大志さん(ちいきん会 主宰者、金融庁 地域課題解決支援チーム 代表)が進行を務めた。

 続いて、各省庁政策担当者による説明(各省庁10分)へ。支援メニューや活用事例など支援制度のポイントについて説明。



「食ビジネスをめぐる状況と政策」では、鈴木 健太さん(農林水産省 政策課)が出演。コロナ禍の食ビジネスへの影響、消費高度や意識の変化、政策対応と支援策について解説した。



「新型コロナウィルスをデータで議論しよう!!」では、星野 直哉さん(内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局内閣府 地方創生推進室)が出演。V-RESAS(コロナ影響分析データ)、地方創生☆政策アイデアコンテスト2020について解説した。

「持続可能な社会づくりのためのESG地域金融」では、佐々木 真二郎さん(環境省 環境計画課)、石井 規雄さん(環境省 環境経済課)が出演。地域循環共生圏づくりのポイント、地域でのESG金融促進事業ESG地域金融実践ガイドについて解説した。



「地域ダイアログの取組み~民間金融機関における特別保証認定プロセスのシステム化~」では、日下 智晴さん(金融庁 地域課題解決支援室長)、高橋さん(中小企業庁)が出演。ちいきん会の投稿から始まった石川県の特別保証認定プロセスの電子化におけるダイアログ活動や運用開始までの取組みのポイントについて解説した。

 各省庁からの説明後、関心のあるテーマに分かれ、テーマ毎のグループディスカッション(20分 × 2回)が行われた。



 2日間にわたる全てのプログラムが終わり、最後に今回の「霞ヶ関ダイアログ 2 Days」の運営にあたった金融庁 地域課題解決支援チーム、およびインターン学生が出演。

 クロージングは、日下 智晴さん(金融庁 地域課題解決支援室長)が出演。「地域課題解決のために何とかしたい」、「地域課題解決への強い想い」を共有。「霞ヶ関ダイアログ」の場を通じてネットワークを形成し、成功事例を次々と生み出し、地域の方々とやって良かったと言える、地域の幸せにつながるよう取組んでいく決意を表明、お礼の言葉で締めくくった。



 地方創生の政策について理解を深め、課題認識を共有し、政策実務担当者に直接聞いてみたいというニーズと、制度の活用場面や有効な政策にするためにはどうしたらいいか声を聞きたいといった各省庁の政策実務担当者のニーズを結び付け、議論を行った地方創生応援企画、ちいきん会 スピンオフ「霞ヶ関ダイアログ 2 Days」。これからの活動と展開に注目したい。

(取材、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )





21:59 | 写真:金融・IT業界向け




 

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