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2017/06/28

【TIS】TISのリテール決済ソリューション「PAYCIERGE」でIBM API製品群を採用

| by:ウェブ管理者
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野 徹、以下 TIS)は、リテール決済ソリューション「PAYCIERGE」のAPI基盤に、日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:アリアザー・キーナン、以下日本IBM)の提供するAPI(※1) Management製品である「IBM API Connect」、「IBM DataPower Gateway」、および「FinTechカードAPI」(※2)を採用したことを発表しました。

金融業界においては、新たな取り組みとして金融業務とAPIやクラウドなどのテクノロジーを組み合わせたFinTechサービスが広まりはじめています。FinTechサービスを提供するためには、システムの仕様変更への迅速な対応、セキュリティーの確実性などにより、アプリケーションの価値を高めることが必要です。

TISでは、銀行、クレジットカード会社、流通業、鉄道・航空業、通信事業者などの幅広い企業に対し、リテール決済ソリューション「PAYCIERGE」を展開しています。「PAYCIERGE」では、デビットカード、プリペイドカード、クレジットカード等のバックエンドシステム、CLO(Card Linked Offer)やカードコントロール、モバイルWalletなどの先進的な決済ソリューションを提供し、“決済”を起点としたビジネスモデルの変革を支援しています。2016年12月からは、アライアンスとオープンAPI基盤を積極活用するという新たなコンセプトの「PAYCIERGE 2.0」として更なる拡販を行っています。今回この「PAYCIERGE 2.0」のAPI基盤にIBM API製品群を採用することで、当該サービスを利用する企業にAPIによるデータ連携および新しいアプリケーションを開発できる基盤を提供します。

「PAYCIERGE 2.0」のAPI基盤は、TISのIaaSとIBM API Connectを組み合わせ、PCIDSS、FISCの基準に対応したクラウドサービスです。企業が独自にAPI基盤を構築するのと比べ、導入費用と期間を大幅に削減できます。また、共同利用型でありながら、お客様専用の区画を設けることで、お客様ごとの独自のサービス構築が可能です。

日本IBMは、2016年からオンラインバンキングやクレジットカード業務に関連したFinTechサービスを提供する企業向けに、汎用的なAPI製品の提供を開始しました。今回採用された「IBM API Connect」および「IBM DataPower Gateway」は、容易な開発、堅牢なセキュリティー等を提供するAPI統合管理プラットフォームであり、国内外での多数の実績を有しています。

(※1)Application Programming Interface の略。 ソフトウェア(コンピュータプログラム)が互いにやりとりするインターフェースの仕様。あるソフトウェアの機能や管理するデータなどを、外部の他のプログラムから呼び出して利用する際の手順やデータ形式などを定めている。APIを使うことでシステム間の連携が容易になる。
(※2)「FinTech カードAPI」は、オープンな認証プロトコル「OAuth」により、利用者のIDやパスワードを金融機関が認証した上で、FinTechサービスの利用を許可する仕組みとなり、セキュリティーが強化されます。また、「IBM API Connect 」と「IBM DataPower Gateway」により提供される「OAuth」と連携します。


原文はこちら
https://www.tis.co.jp/news/2017/tis_news/20170628_1.html

19:03 | IT:一般
 

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