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2017/12/14

【第二地方銀行協会 】第二地銀協地銀の平成29年度中間決算の概要について~業務純益、経常利益および中間純利益のいずれも減益

| by:ウェブ管理者
会員行の平成 29 年度中間決算(単体)の概要は以下のとおり。
(注)計数は平成 29 年 9 月末時点の会員行 41 行ベース(特記ある場合を除く)。

1.損益概況

会員行の平成 29 年度中間決算は、業務純益、経常利益および中間純利益のいずれも減益となった。
業務純益は、資金利益および国債等債券関係益の減少等により、1,017 億円と前年同期比△203 億円、△16.6%の減益となった。

経常利益は、個別貸倒引当金繰入額が減少および株式等関係益が増加したものの、業務純益の減益を受け、1,210 億円と同△74 億円、△5.8%の減益となった。
中間純利益は、895 億円と同△59 億円、△6.2%の減益となった。
因みに、コア業務純益は、961 億円と同△64 億円、△6.2%の減益となった。

2.業務純益の状況

①資金利益(4,087 億円、前年同期比△131 億円、△3.1%)
資金利益は、前年同期比△131 億円、△3.1%減少して、4,087 億円となった。
この内訳をみると、預貸金収支は、貸出金が増加したものの、預貸金利鞘の縮小により、同△85 億円、△2.6%減少して、3,166 億円となった。
また、有価証券利息配当金は、同△36 億円、△3.7%減少して、940 億円となった。
②役務取引等利益(329 億円、同△10 億円、△2.9%)
役務取引等利益は、投信窓販業務手数料および預金・貸出金業務手数料等が増加したものの、保険窓販業務手数料等の減少により、同△10 億円、△2.9%減少して、329 億円となった。
③その他業務利益(105 億円、同△159 億円、△60.2%)
その他業務利益は、国債等債券関係益等の減少により、同△159 億円、△60.2%減少して、105 億円となった。
④経費(3,518 億円、同△62 億円、△1.7%)
経費は、人件費および物件費の減少により、同△62 億円、△1.7%減少して、
3,518 億円となった。


原文はこちら
http://www.dainichiginkyo.or.jp/jp/about/statistical/settlement/h29m02.pdf

16:02 | 金融:銀行
 

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