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2016/12/30

【日本取引所グループ(東京証券取引所)】リオ五輪で4連覇を果たした女子レスリングの伊調 馨選手らを招き、1年の取引の締め括りとなる大納会を開催!

| by:ウェブ管理者


 2016年12月30日(金)、日本取引所グループ東京証券取引所は、東証Arrows オープンプラットホームにおいて、1年の取引の締め括りとなる恒例の大納会を開催した。

 本年は、リオ五輪の女子レスリングで4連覇を果たし、国民栄誉賞も受賞した伊調  馨さんがゲストとして招かれたほか、震災のあった熊本県を元気づけようと熊本県のキャラクター「くまモン」もサプライズ・ゲストとして参加して打鐘。最後に手締めを行って一年の取引を締め括った。




 大納会に先立ち、東証地下一階の会見室で報道向けの取材説明会&撮影場所の抽選が行われた。40社を超えるメディアによる抽選により、撮影場所が決定される。



 説明会が終了後、大納会の会場である東証Arrows オープンプラットホームに移動して撮影準備が進められる。



 式典開始前には、オープンプラットホームの大型モニターに、日本取引所グループやマーケットの今年1年を振り返ってのトピックス映像がBGM付きで流される。




 その後、2016年に新規上場した企業の経営者ら代表が、1社づつ紹介されながらエスカレータを順に降り、ステージ前の参列者の列に加わる。全員が入場するまで会場の拍手が途切れることもなく、改めて上場の喜びを感じるシーンだ。



【挨拶】日本取引所グループ 取締役兼代表執行役グループCEO 清田 瞭氏「1部上場企業がついに2,000社を超えたことは、日本企業のたくましい成長力を示している。」

 開会の挨拶に立った清田氏は「今年は年明け早々から戦後初となる6営業日連続安となるなど非常に暗いスタートを切った。その後も日本銀行のマイナス金利、震度7の熊本の大地震、ブレグジット、イギリスのEU離脱でマーケットも非常に激しい揺れを経験して、6月には15,000円の大台を割り込んで今年の最安値を付けた。」と冒頭で年前半の相場を振り返った。清田氏は続けて「ただ、7月になると日本銀行のETFの買い入れなどで相場も落ち着きを取り戻し、トランプ大統領の誕生をマーケットが予想外に歓迎する動きを見せて日本のマーケットも上昇相場に乗り、19,000円台に戻って明るいムードで年末を迎えている。」と年後半の相場について語った。

 さらに今年のIPOについて、「JR九州やLINEなどの大型上場も含めて86社の会社が上場、前年の98社には及ばなかったものの引き続き堅調だ。また、今年は東証一部への指定替えを行った会社が多く、東証1部上場企業がついに2,000社を超えたことは、日本企業のたくましい成長力を示しているといえる。」と挨拶で語った。




【来賓挨拶】女子レスリング選手 伊調 馨さん「オリンピックでの4連覇など記録をつくることができたが、一番の記憶に残るのは思いもよらなかった国民栄誉賞の受賞」

 伊調さんは、「今年は私にとって感謝の1年でした。アスリートとしてもオリンピックでの4連覇など記録をつくることができましたが、一番の記憶に残るのは、思いもよらなかった国民栄誉賞の受賞です。この国民栄誉賞は私が1人で掴むことができたとは思っておりません。私の挑戦を応援してくださった皆様や、ライバル、支えてくれた家族のおかげだと感じております。本当に皆様には心から感謝の気持ちでいっぱいです。私が挑み、戦う姿をみて、1人でも多くの方が勇気を持てたり、頑張ろうと思っていただけたら、私はとても嬉しいです。」と語り、続けて「まだまだ、これからも一個人としても、アスリートとしてもより大きな目標を抱き、あきらめず、粘り強く、貪欲に挑戦をしていきたいと思います。つらいときには皆さんのことを思い出し、1人で頑張っているのではないということを心の励みにしていきたいと思います。こんな素敵な1年の締めくくりを皆様と過ごすことができ、とても嬉しかったです。来年も皆様にとってすばらしい1年になることを心よりお祈りしています。」と壇上で挨拶した。




【打鐘】伊調 馨さん&被災地を代表して「くまモン」が被災地域の一日でも早い復興を願いながら打鐘を。

 今年は、熊本大地震をはじめ、台風や集中豪雨、火山の噴火と、自然災害が多発したことから、被災地を代表して、熊本県「くまモン」がサプライズゲストとして参加し、全国各地から送られたお見舞いの御礼と被災地域の一日でも早い復興を願いながら、伊調さんと共に打鐘を行った。




【手締め】最後は手締めで2016年の大納会を締め括る。

 打鐘が行われた後、東京証券取引所 取締役専務執行役員 土本 清幸氏の発声による手締めが行われ、無事大納会は終了した。


 大納会が行われた30日の東京株式市場は、日経平均株価の終値が前日比30円77銭高の19,114円37銭となり、年末終値としては5年連続の上昇となった。欧州や米国での政治上のサプライズ要因から株価も乱高下した本年の株式市場。来る2017年も米新大統領の政策など未知数かつ不透明な要因も多いなか、本年に見せた相場の粘り腰により来年も足腰の強い相場展開が続くことを期待したい。


(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ





19:40 | 取材:投資家向け

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