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2016/10/17

【マネーフォワード】マネーフォワード、国内で初めて法人向けインターネットバンキングのAPI連携を開始 みずほ銀行の『みずほビジネスWEB』と『MFクラウドシリーズ』が連携

| by:ウェブ管理者
 お金のプラットフォームを提供する株式会社マネーフォワード(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:辻庸介、以下「当社」)は、株式会社みずほ銀行(本社:東京都千代田区、頭取:林信秀、以下「みずほ銀行」)が提供する法人向けインターネットバンキング『みずほビジネスWEB』の新サービス「API連携サービス」の利用を開始いたします。
 「API連携サービス」は、法人向けインターネットバンキング『みずほビジネスWEB』の各種機能をAPIとして利用できるサービスで、本日よりサービス提供を開始し、当社が提供するビジネス向けクラウドサービス『MFクラウドシリーズ』のうち、『MFクラウド会計』、『MFクラウド消込』、『MFクラウド経費』との連携をスタートいたしました。
 なお、「API連携サービス」は、2016年7月26日に発表いたしました株式会社NTTデータが提供する共同利用型法人向けインターネットバンキング「AnserBizSOL」API連携サービスを使用しており、法人向けインターネットバンキングにおいて、国内初の事例となります。


■概要
 みずほ銀行が提供する「API連携サービス」を利用することで、『MFクラウドシリーズ』のユーザーは自身のインターネットバンキングのIDとパスワードを当社に事前登録せずに取引データなどを自動取得することが可能となり、更にセキュアにサービスをご利用いただけるようになります。
 また、これまでは金融機関のインターネットバンキングの仕様変更などの影響により、その都度当社にてメンテナンスを実施する必要があり、その間は『MFクラウドシリーズ』のユーザーが取引データ等を取得できなくなる問題がありました。しかし、本サービスとの連携により、画面変更の影響によるメンテナンスは不要となるため、このような問題は解消され、ユーザーにとっての利便性が向上いたします。
 当社は、セキュリティを担保しながらユーザーに新しい金融サービスを提供する「Open Bank API」を推進しており、本取組はその一環となります。Fintechサービスには開発生産性と高いセキュリティレベルが求められるため、本取組のような形で金融機関のAPIがオープンになることで、新たなFintechサービスがより多く生まれ、金融業界全体の活性化に繋がっていきます。引き続き、当社は、金融業界のイノベーションを推進し、より一層ユーザー利便性の高いサービスの開発、提供を進めてまいります。


■「Open Bank API」の推進
 銀行が保有している顧客の資産残高情報や入出金履歴情報を、銀行と顧客の同意の元に銀行外のサービスで利用できるようにする仕組みです。これにより、ユーザーは、セキュアに低コストで、正確なデータを銀行外のサービスで利用することができます。IT産業においてデータ活用が標準化されるだけでなく、銀行自身もFintechサービスのプラットフォームになることができます。このような取組は海外でもまだ数行しか事例がなく、世界的にみても先進的な取組です。
当社は、よりスピーディに、より安全にデータをご提供できるサービスの開発を進め、今後もユーザーにとって利便性が高い「Open Bank API」を推進してまいります。


原文はこちら
http://corp.moneyforward.com/service/20161017_mfpress_mizuhoapi/

17:01 | IT:一般
 

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