経済産業省では、起業家や大企業等の新事業の担い手を、国内研修を実施した上で、米国シリコンバレーに派遣する人材育成プログラム「始動 Next Innovator 2016」の公募を、本日から開始しました。国内研修、シリコンバレー研修での、投資家、起業家、先端イノベーターとの対話などを通じて、グローバル市場への進出や社会課題の解決といった、目線の高い新事業創出の担い手の育成を図ります。
「始動 Next Innovator 2015」には、全国から367名の応募があり、一次選抜を通過した起業家や大企業の新事業担当者など122名が3か月の国内プログラムに参加しました。国内プログラムでは、課題の発見、ソリューションの創出、組織の巻き込みなどの実践的な講座、実習を通じて、参加者が自らの事業プランを磨きました。その後、プログラム講師等からなる審査委員会による二次選抜において、事業プランの革新性や社会的なインパクト等を審査し、選抜された20名をシリコンバレーに派遣しました。シリコンバレーでは、現地の投資家や起業家等へ自らの事業プランをプレゼンするなど、イノベーションの最先端の地での実践を通じ、次世代のイノベーションの担い手に必要とされるマインドセットやスキルを体得するとともに、シリコンバレーの投資家や起業家のネットワークとの繋がりを形成しました。