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2016/03/04

【マネックス証券】元日本取引所グループ取締役 兼 代表執行役グループ CEO 斉藤惇氏や脳科学者 茂木健一郎氏らを招き、「お客様感謝Day2016」を東京ドームシティホールで開催!およそ2,000名の顧客が来場!

| by:ウェブ管理者


 

 2016年2月27日(土)、ネット証券大手のマネックス証券(以下、同社)は、顧客への日頃の感謝を込めて、約2,000 名の顧客を無料で招待し、「お客様感謝Day2016」を東京ドームシティホールで開催した。

  毎年、多数の顧客が来場して盛況となるなか、本年はKKR ジャパン会長で元日本取引所グループ取締役 兼 代表執行役グループ CEO 斉藤 惇氏が基調講演を行ったほか、特別ゲストとして脳科学者 茂木健一郎氏も招かれて、同社代表取締役会長CEO 松本 大氏と対談を行い、また、講演の様子はリアルタイムで動画配信(オンライン視聴)も行われた。



 今回は、年明け早々の波乱含みの相場展開が小康状態を保つなかでの開催。今後の投資戦略の参考にしようと、開場の12:00を過ぎると13:00からの開演にもかかわらず、早々に多くの来場者が入場を始め、会場は早い時間帯から賑わいを見せた。講演会場へ向かう途中の展示エリアでは、主催や協賛企業がノベルティグッズやパンフレットを配布、来場者は次々にそれらを受け取って講演会場へ移動した。



 JR水道橋駅から東京ドームシティに入ってすぐの場所に、レストランなどが入る丸い建物のMEETS PORT(ミーツポート)があり、この地下に東京ドームシティホールが広がっている。このホールはスタンディングで最大3,000人超のキャパシティを誇るエンタテインメント・ホールで、この日用意された2,000席の椅子席も開演後にはほぼ満席となり、不安定な相場展開のなかで、マーケットの先行きに対する関心の高さが窺えた。



 開演時間を迎え、進行を務めるフリーアナウンサー 大橋 ひろこ氏の紹介のもと、同社代表取締役会長CEO 松本 大氏(写真左)と代表取締役社長 勝屋 敏彦氏(同右)がステージ上に登場し、開会挨拶を行った。松本氏が日頃のご愛顧と来場への御礼などを丁重に述べた後、勝屋氏は自身が社長に就任して間もないながらも、顧客のために益々のサービス向上などに務めていくなどの抱負を語った。



 基調講演の前のオープニングセッションには、同社チーフ・ストラテジスト 広木 隆氏が登壇し、「チーフ・ストラテジストが語る、2016年投資戦略・マーケットアウトルック」と題する10分間のミニ講演を行った。足元の市場の悪材料や日経平均、原油価格などを基にマーケットを展望した後、3月のスーパー・チューズデーを含めた米国の大統領選挙の行方は、マーケットにとって2017年にかけての大きな注目材料だと語った。

【基調講演】KKRジャパン会長 斉藤 惇氏「規制の撤廃、真の技術開発投資、株式の持合いの解消、ベンチャーの育成といった施策を明確に打ち出すことが重要」

 続いて、年初からボラティリティーが高い状況下で基調講演を行った、KKRジャパン会長(元 日本取引所グループ 取締役兼代表執行役グループCEO)斉藤 惇氏は、あくまで個人的な意見だと前置きした上で、現在の状況は1989年の年末から続いたバブル崩壊時やリーマンショックの現象とそっくりだとして警鐘を鳴らし、日本や先進国の中央銀行の金融政策次第では中国要因以上に深刻な事態をもたらす可能性を指摘した。一方、株価上昇のためには、官僚の国策のみに頼ることなく 極力政府が自由市場から手を引くことで規制が撤廃され、真の技術開発投資や株式の持合いの解消、ベンチャーの育成といった施策が明確に打ち出されることが必要だと語った。




 続いては、脳科学者として著名な 茂木 健一郎氏と、松本氏による特別対談が行われ、両名がステージに登壇。冒頭、松本氏が茂木氏に経済やマーケットについての理解や係わりを質問。茂木氏は「分かりますよ。脳にとっては不確実性の中でどうマーケットを読み取っていくかという行為が、アンチエイジング(抗老化)に繋がります。実際に今日来場されている方々は若々しいですね。」と語り、東京ドームシティホールが全日本仮装大賞 (日本テレビ)の会場で審査員として来場したことや、翌日に東京マラソンに参加するといったトピックスも交えたトークのやり取りで来場者を楽しませた。

 特別対談「人工知能とトレーディング」については、同社で事前収録された映像と音声がスクリーンに映し出され、「人工知能の現状と可能性」、「投資と好奇心」、「コミュニケーションの大切さ」といったテーマについての対談の様子が紹介された。



 休憩時間中には協賛企業のプレゼンテーションが行われ、各社が自社の商品やサービスを来場者にPRした。(写真上部左から、スパークス・アセット・マネジメント日興アセットマネジメント東京金融取引所DIAMアセットマネジメント。)

 また、主催企業(マネックス証券)からも商品案内が行われ、同社が取り扱う米国株についての魅力やサービス概要、お得な情報などが紹介された。



 そして最後のセッションは、「どうなる2016 年世界の相場と為替の行方は?」をテーマとしたパネルディスカッション。スクリーンに順に投影された各パネリストの年末の日経平均やNYダウ、為替相場の予想価格を基に、各パネリストが活発な議論を展開し、来場者も真剣な眼差しで聴講した。

【モデレーター】
フリーアナウンサー 大橋 ひろこ氏

【パネリスト(写真左から)】
同社 代表取締役会長CEO 松本 大氏
JPモルガン・チェース銀行 マネジングディレクター 市場調査本部長 佐々木 融氏
金融経済アナリスト 春山 昇華氏
同社 チーフ・ストラテジスト 広木 隆氏




 展示会場には主催&協賛企業のブースや書籍販売コーナーが並び、開演前や休憩時間には来場者がブースを訪れてノベルティーグッズやパンフレットを受け取りながら、スタッフからサービス概要について説明を受けたり書籍を購入する姿が見かけられた。日興アセットマネジメントのブースにはロボット「pepper」も登場し、ブースを訪れる来場者をもてなすシーンも。




 全ての講演終了後、プレゼント抽選会が行われ、ディズニーランドペアチケットや10万円旅行券、骨盤エアマッサージャーが来場者に進呈された。


 【閉会挨拶】マネックス証券は、皆様の投資生活が良くなること、より多く利益をあげていただき、よい成績を残してもらうこと、そのために存在している会社 

 そして、最後の閉会挨拶で松本氏は、「お客様に情報や考え方を伝えるのが一番(のサービス)だと思い、このようなセミナーを弊社は全国で開催している。我々は皆様の投資生活が良くなること、より多く利益をあげていただき、よい成績を残してもらうこと、そのために存在している会社だ。このようなセミナーがよいとか、こんな商品やツールが欲しい、あるいはこんな要望を政府や取引所に伝えて欲しいなど、どんなことでも言ってもらえればそれらを真摯に受け止め、改善できるように努めていきたい。本日はご来場、誠に有難うございました。」と挨拶して、「お客様感謝Day2016」は盛況のもと全てのプログラムを終了した。

  1999年春のスタート時より最新のテクノロジーを駆使したサービスを展開し、培ってきた高度な技術力とグローバルな事業展開が大きなアドバンテージとなっている同社のWEBサイトでは、様々な商品・サービスの最新情報や、キャンペーン、セミナー情報のほか、レポートなども無料で閲覧できるので、ぜひ日々の投資活動に役立てていただきたい。



取材、撮影、記事、編集・制作:柴田 潔 @株式会社グッドウェイ )







18:37 | 取材:投資家向け

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